松山市出身。神戸でフラメンコに出会い、指導に携りながら、定期的にスペインへ渡り研鑽を積む。大阪のタブラオにレギュラー出演。2003年から松山市でフラメンコスタジオを開校。2010年にはマドリードの劇場でフラメンコ公演、グラナダではコンテンポラリーダンスの舞台にも出演。現在は、ジャンルを超えて多彩なアーティストとのコラボレーションを展開。フラメンコの情熱と音楽の力で、人々が人生を楽しみ、前向きに未来へ踏み出せるよう、歌や踊りを通じて表現し続けている。
幼少期～
幼いころより歌ったり踊ったりするのが好きで、小学校ではバトン部と鼓笛隊に所属。
中学校ではダンスに関する部活がなく吹奏楽部に所属し、打楽器配属。
この時培ったリズム感が後のフラメンコに活かされることとなる。
高校の3年間、厳しい練習の成果、インターハイ、国体に出場。四国では種目別第1位となる。
看護学校のころから就職したら、「一生趣味で続けられる踊りを見つけたい」と様々なジャンルの踊りを楽しんでいた。
フラメンコとの出会い～
1994年
看護師として在勤中の神戸で、黄色い電話帳で見つけた『フラメンコ』という言葉に惹かれて見学に。
すぐに踊りたい！と思い即入会。夜勤明けでも、踊ると疲れが吹っ飛ぶほど楽しかった。
1995年
初めての発表会。新体操で国体に出た時のことを思い出す。
久しぶりに人前で踊ることへの高揚感、楽しさを思い出し、いつか本場のフラメンコを見てみたいと思い始める。
1997年
初めてのスペイン。約1年間、本場の空気に触れワクワクしながらも、慣れない言葉に悪戦苦闘。
本物のフラメンコの奥深さと果てしない道のりを知り、大きなショックを受ける。さらに、先生の細かな説明を聞き取りたい！と語学学校にも通い、コミュニケーションがスムーズになると生活を楽しめるように。
クラスで一緒に踊っている欧米人と日本人の骨格の違いが、表現の違いにも結びつくことを強く実感。
この頃から、より美しく魅せるための身体の使い方の探求を始める。
1998年
帰国。現地で知り得た情報をレッスンで伝えながら、本場で学び感じたフラメンコを自分なりに表現し、初めてお会いしたお客様から感動し涙が出たと言われ、自分が踊ることで誰かの役に立つことができるかもしれないと感じる。
2000～2003年
渡西後、神戸の教室で先生を手伝いながら、カスタネットクラスを担当、本格的に教えはじめる。
大阪梅田のタブラオ（フラメンコ専門のライブハウス）リンコンフラメンコにレギュラー出演。
2003年
教えるためのスキルをもっと学びたいと、４度目のスペインへ。
帰国後、数名からリクエストがあり砥部町文化会館のリハーサル室にて「伊須裕巳フラメンコ教室」を開設。
2004年
松山市大手町に教室を移転。
11月4日初リサイタルをアオノホールで開催。
至近距離で踊るタブラオスタイルを松山で初めて開催し、２部とも２００名満員のお客様に喜んでいただき感動。
2005年
1か月のスペイン滞在。
友人から風邪をもらうが、負けずにレッスンに通う。
2006年
1か月のスペイン滞在。
スペイン人アーティストとはじめての発表会。El Primer Escenario 開催。
2009～2010年
約1年半滞在。語学とフラメンコを学ぶ中、日本人の自分にできる表現方法を本格的に模索し始める。
グラナダでコンテンポラリーダンス、マドリードでカルメラ・グレコとフラメンコで共演。
帰国後ストレッチングトレーナー資格取得。リラクゼーションストレッチング教室開講。
2012年
11月 リサイタルEl Soniquete de mi Corazón ～湧き上がるもの～
フラメンコ以外の民族音楽（アルゼンチンタンゴやフォルクローレ）の生演奏でフラメンコシューズでコンテンポラリーダンスを踊ったり、新体操のリボンを用いたりジャンルを超えた表現にも積極的に取り組みはじめる。
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2013年～
スタジオを北持田に移転。ギタリスト智詠とのユニット「シージャ・イ・メサ」として、愛媛、関東を中心に様々なライブハウスや劇場で独自の世界観を表現する。
スタジオライブでは、珍しい楽器も紹介するなどフラメンコにこだわらない音楽ライブも数多く主催する一方で、フラメンコを見たことのない方にも楽しんでいただける体験型ライブも開催しフラメンコの普及にも努める。
2024年
レアル・アカデミア・ラ・シージャから「アカデミア・デ・アルテ・イ・ダンサ」に生まれ変わる
現在もスペイン滞在を繰り返し、現地のアーティストに師事し研鑽を積んでいる。
滞在中はスペイン人と生活を共にすることで、彼らの生活様式や習慣、考え方など日本人との違いや共通点を楽しみながら、アルテ イ ダンサ としてできることを模索している。
自由なカラダを取り戻すメンテナンス
2019年
なんとなく言葉に惹かれて体験した「ソマティクス」。
いつの頃からか、人の手に頼らずできるメンテナンス方法はあるはず！と思うようになり探していたところ出合う。
一度で身体がラクになったことに驚き、たくさんの人の役に立てるはず！と、エデュケーターになることを決める。
2020年～
1年間の研修と体験を重ね、シャイン ソマティクス開設。
その後は、あれだけ時間とお金をかけていた整体やマッサージに一度も行っておらず、腰痛は自分でコントロールできるものとなった。
フラメンコレッスンにも取り入れたことで、10年以上に及ぶ痛みや、手術後や脳出血の後遺症にもシャイン ソマティクスが有効であることを知る。
脳科学に沿って頑張らずにカラダを整えることで、多くの方のココロとカラダが解放され人生が好転する様子を見せていただいている。もっと笑顔になる人を増やすことが目標！
メッセージ
「アルテ イ ダンサ」は
なりたい自分になれる場所、夢を叶える場所でありたいと思っています。
人生をより楽しむために
これまで私が学んできたことすべてをお伝えします。
どんなことも積み重ねることが大事ですが
１人だと継続することが簡単でなかったりします。。。
ですが、ここには同じ思いを持ったステキな仲間がいます。
年齢に関係なく、理想の自分に向かって歩むことができます！
時間は何より大事な要素です。
大切な時間をあなたの好きなことに使って
同じ志を持った仲間と一緒に楽しみましょう。
みんなで一緒に成長していきましょう！